昨日は銀座教文館ナルニアの拡大ブックトークの会絵本編でした。年々人気が高くなり申し込みにも一苦労です。如何にに皆が新しい情報を求めているか!講座や講習会でもアンケートで好評なのは「新刊案内」や「お勧め本の紹介」が圧倒的ですし、図書館でも新刊棚の本が子どもの手に渡る前に予約が入ります。
そんななかでナルニア店長の土屋さんが仰った言葉、「本を数多く知ることも必要ですが、子どもの本を深く知ること。如何に作られたかを考えることも大切なのではないかと思います」が心に残りました。
子どもと本に関わる仕事は知れば知るほど足りないことに気付き愕然とします。私もこのブログのタイトルのように「選ぶ・読む・感じる・そして続ける」を粛々と続けなければいけないと思いました。

話のきっかけはこれです。1940年から73年までアメリカのハーパー社で活躍した女性編集者ノードストロムが作家に送った263通「集者ってこんなふうにしごとをする(べき)なんだと」わかります。彼女が手がけた作品のカラー口絵もありますが、ほんとうにおどろきました。「あれもこれも、それも」みんな彼女の仕事です
 伝説の編集者ノードストロムの手紙––アメリカ児童書の舞台裏伝説の編集者ノードストロムの手紙––アメリカ児童書の舞台裏
著者:レナード.S.マーカス
販売元:偕成社
(2010-12-01)
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