昨年出合った本のなかで一番印象が強く、一番多く手渡しで人に紹介している本です。作家の寮美千子さんが奈良少年刑務所で受刑中の少年たちへの更正のための涵養プログラムとして担当している詩の時間に綴られた詩の数々です。詩を書くことができない子は「好きな色」を綴ることからはじめたそうです。
奈良少年刑務所は伝統のある明治建築の建物です。ところどころに写真があって重厚なムードを感じることができます。受刑者の少年の詩に寮さんが少しだけ解説を加え、背景やエピソードが子どもたちの悲しみや苦しみを浮かび上がらせています。同世代の中高生にブックトーク等で紹介して欲しい一冊です。
タイトルの「空が青いからしろをえらんだ」ものは・・・雲です。
空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集
著者:受刑者
販売元:長崎出版
(2010-06)
販売元:Amazon.co.jp
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奈良少年刑務所は伝統のある明治建築の建物です。ところどころに写真があって重厚なムードを感じることができます。受刑者の少年の詩に寮さんが少しだけ解説を加え、背景やエピソードが子どもたちの悲しみや苦しみを浮かび上がらせています。同世代の中高生にブックトーク等で紹介して欲しい一冊です。
タイトルの「空が青いからしろをえらんだ」ものは・・・雲です。
空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集
著者:受刑者
販売元:長崎出版
(2010-06)
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