選ぶ・読む・感じる・そして続ける

JPIC読書アドバイザー児玉ひろ美の雑記帖

乳幼児

乳幼児向けの読み語り講座@足立区 全2回

8月4日(木)&11日(木)足立区立図書館主催「乳幼児向けの読み語り講座」 全2回終了しました。

最近、自治体で統一して「読み語り」を用いるケースが増えてきました。子ども読書推進計画策定の際に決めることが多いようです。

乳幼児向けに特化して2回の時間を用意してくださると、余裕をもってワークショップを取り入れながらできます。ワークショップは思わぬケースの対処、回答、意見などきちんとした対応が必要になったり、時間配分に気を遣ったり、緊張することも多いのですが、私自身が学ばせて頂くことも多く、楽しみな現場です。

今回の講座は2時間を2日間でしたので、最後の約一時間をワークショップに充てました。
6グループ、それぞれに一冊ずつ違う絵本をお渡しして15分ほど、グループ内で読みあった後、各グループごとに印象の違う読み方のお二人を代表にして、それぞれ読んで頂きました。一冊の本のお二人の特徴を比べ、何が違うのか、違いの生まれるわけは何か、乳幼児さんの現場により相応しいのはどちらか、などを感じ、考えて頂きました

使用した本は講座で御紹介した本のなかから、足立区立図書館作成の「あだち絵本ガイド」でも紹介されているものをセレクトして、以下の6冊でした

がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)
著者:安西 水丸
販売元:福音館書店
(1987-06-30)
販売元:Amazon.co.jp
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ととけっこう よがあけた (わらべうたえほん)ととけっこう よがあけた (わらべうたえほん)
著者:こばやし えみこ
販売元:こぐま社
(2005-07)
販売元:Amazon.co.jp
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ぴょーん (はじめてのぼうけん (1))ぴょーん (はじめてのぼうけん (1))
著者:まつおか たつひで
販売元:ポプラ社
(2000-06-01)
販売元:Amazon.co.jp
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いないいないばあ (松谷みよ子あかちゃんの本)いないいないばあ (松谷みよ子あかちゃんの本)
著者:松谷 みよ子
販売元:童心社
(1967-04-15)
販売元:Amazon.co.jp
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どうぶつのおかあさん (福音館の幼児絵本)どうぶつのおかあさん (福音館の幼児絵本)
著者:小森 厚
販売元:福音館書店
(1981-10-20)
販売元:Amazon.co.jp
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くだもの (福音館の幼児絵本)くだもの (福音館の幼児絵本)
著者:平山 和子
販売元:福音館書店
(1981-10-20)
販売元:Amazon.co.jp
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そのなかで実感、話し合ったこと

乳幼児向けの絵本は小さいので自分の身体の真ん中に置いて読む方が多いが、どんなに細い方でも大人の身体に本が埋もれる。絵本は体の横で背景の視野をスッキリさせて読むほうが見やすい

乳幼児さんへの読み聞かせは会話の延長として、反応を大切に受けとめながら、場合によっては言葉を添えて読むケースが多いが、そのときの状況(その状況をしっかり見極める必要もある)によっては、読む繰り返す言葉のリズムの心地よさを楽しませたい

本をしっかり固定させることの大切さ、動きは絵本のなかで感じるものであり、絵本を動かすことは乳幼児さんにとってどうなのか?

選書の難しさ、その対象によって同じ本でも違う読みになる

絵本の意味をわかれせることは目的ではなく、声に出して読み語りかけることで伝えるべき大切なものを忘れては乳幼児さんのお話会は意味がない

などなど、アンケートでもワークショップは「楽しかった」「実感した」と好評でした♪

☆『赤ちゃんに絵本を読むということ』京都家庭文庫

副題に〜赤ちゃん絵本の読書会4年間の記録〜とあります。実に丁寧な記録です。結論は出さず、問題を提起し考える作業を大切にしています。≪続けることで見えてくる何か≫があるのでしょう。それにしても、「2歳未満の赤ちゃんになった気持ちで聞く」作業はさぞ難しく楽しい時間だったと拝察します。感服!
赤ちゃんに絵本を読むということ―赤ちゃん絵本読書会四年間の記録赤ちゃんに絵本を読むということ―赤ちゃん絵本読書会四年間の記録
京都家庭文庫地域文庫連絡会

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