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JPIC読書アドバイザー児玉ひろ美の雑記帖

一葉記念館

ブックトーク@樋口一葉記念館 その2

昨日のブックトークで約45分、そのあと15分ほどで一葉の人生に興味をもってもらうための本を紹介しました。

もっと一葉を知りたい人のために

伝記

著者は台東区にお住まいだったこともあり、区内の学校図書館に寄贈本がたくさんあるので皆さんが手に取り易い一冊ですが、日記に比べると脚色が多い気もします。
樋口一葉ものがたり (ジュニア・ノンフィクション)樋口一葉ものがたり (ジュニア・ノンフィクション)
著者:日野 多香子
販売元:銀の鈴社
(1984-09)
販売元:Amazon.co.jp
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小学生に人気の、火の鳥文庫シリーズもあります こちらも脚色多い感あり
樋口一葉―近代日本の女性職業作家 (講談社火の鳥伝記文庫 109)樋口一葉―近代日本の女性職業作家 (講談社火の鳥伝記文庫 109)
著者:真鍋 和子
販売元:講談社
(2009-03-17)
販売元:Amazon.co.jp
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マンガですが実はイチオシです。チビマル子ちゃんが「明治の世の中で、自分の考えをしっかりともち、努力で自分の夢をかなえた女性一葉に憧れて、一葉をもっと知ろうと思う」という主軸がしっかり貫かれた伝記漫画
ちびまる子ちゃんの樋口一葉 (満点人物伝/ちびまる子ちゃん)ちびまる子ちゃんの樋口一葉 (満点人物伝/ちびまる子ちゃん)
販売元:集英社
(2004-12-15)
販売元:Amazon.co.jp
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当時の社会状況や風俗、一葉の気持ち(恋心)に即した漫画伝記 よく描かれています 中学生にお勧め
なっちゃん―樋口一葉ものがたりなっちゃん―樋口一葉ものがたり
著者:たかお かおり
販売元:彩図社
(2004-10-28)
販売元:Amazon.co.jp
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ちょっと頑張れる人はこれをお勧め、余分な脚色や著者の思い入れが抑えられ、事実を丁寧に描いています。
一葉記念館、学芸員さんからの紹介です。
樋口一葉 (女性作家評伝シリーズ (1))樋口一葉 (女性作家評伝シリーズ (1))
著者:増田 みず子
販売元:新典社
(1998-07-15)
販売元:Amazon.co.jp
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資料

一葉の日記から、一葉の人生の転換ごとに抜き、まとめたもの、心の移り変わりがよくわかります
一葉語録 (岩波現代文庫)一葉語録 (岩波現代文庫)
販売元:岩波書店
(2004-07-16)
販売元:Amazon.co.jp
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王道ですが写真が豊富
樋口一葉 新潮日本文学アルバム〈3〉
販売元:新潮社
(1985-04)
販売元:Amazon.co.jp
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一葉は美人か否か?復刻版で非常に高価ですが美しい本。図書館で借りられます。
美人伝【復刻版】
著者:長谷川 時雨
販売元:不二出版株式会社
(2003-09-10)
販売元:Amazon.co.jp
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小説

小説は作家が史実と史実の間を如何に埋めてゆくか、が力の発揮しどころ。それぞれ個性的です。ブックトークはハードカバーでしましたが、此処では文庫版で紹介します。

一葉 (講談社文庫)一葉 (講談社文庫)
著者:鳥越 碧
販売元:講談社
(2005-02)
販売元:Amazon.co.jp
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一葉の口紅 曙のリボン (ちくま文庫)一葉の口紅 曙のリボン (ちくま文庫)
著者:群 ようこ
販売元:筑摩書房
(1999-12)
販売元:Amazon.co.jp
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一葉の恋一葉の恋
著者:田辺 聖子
販売元:世界文化社
(2004-05)
販売元:Amazon.co.jp
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炎凍る―樋口一葉の恋 (小学館文庫)炎凍る―樋口一葉の恋 (小学館文庫)
著者:瀬戸内 寂聴
販売元:小学館
(2004-11)
販売元:Amazon.co.jp
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最近の若者向けジャケットで文庫化された一葉作品

たけくらべ (集英社文庫)たけくらべ (集英社文庫)
著者:樋口 一葉
販売元:集英社
(1993-12-15)
販売元:Amazon.co.jp
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一葉恋愛日記 (角川文庫クラシックス)一葉恋愛日記 (角川文庫クラシックス)
著者:樋口 一葉
販売元:角川書店
(1956-11)
販売元:Amazon.co.jp
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如何でしょう?長い夏休み、一冊でも挑戦していただけたら嬉しいです。
このあとは記念館学芸員さんによるギャラリートークに移行。

私自身はとても楽しい準備期間でした。次回チャンスがあれば、もう少し整理してもっと作品を味わうブックトークをしたいと思っています。

ブックトーク@樋口一葉記念館

7月30日(土)樋口一葉記念館にて『親子で楽しむブックトーク、夏!〜樋口一葉ってどんな人?〜』を実施しました。5月8日に「新しいブックトークを考える手順」としてアップしたものの実践です。

一葉の作品を子どもたちに紹介するのはやはり難しく、一葉という女性に興味をもってもらうことを目的としたブックトークにしました。(会場には小学生から70代までがいらっしゃるのでブックトークの説明、目的を伝え、読み聞かせや朗読とは違うこともお伝えしました。)

7歳のころこんな本を読んでいた子どもがいました

本にカバーをかけ、タイトルを伏せ巻末の原文冒頭を読み、紹介。その後、表紙を見せ、漫画やゲームにもなっていることから話をはじめ、滝沢馬琴の長編伝奇(伝記ではなく伝奇)であることなど、南総里見八犬伝を軽く紹介。

現代文で書いてあるので作家名が栗本薫になっていること、地図や用語の解説があること、区内の地名・石浜が地図にあることも紹介。
里見八犬伝 (21世紀版少年少女古典文学館)里見八犬伝 (21世紀版少年少女古典文学館)
著者:栗本 薫
販売元:講談社
(2010-03-18)
販売元:Amazon.co.jp
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こちらは話の流れを再構成し、さらに読みやすいので3年生でもOK。
南総里見八犬伝―八人の勇士とふしぎな玉 (はじめてであう日本の古典)南総里見八犬伝―八人の勇士とふしぎな玉 (はじめてであう日本の古典)
販売元:小峰書店
(1998-02)
販売元:Amazon.co.jp
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この本を読んでいた7歳の子どもは、今日の主役樋口一葉であることとを告げ、今日のブックトークのタイトルを再確認。

一葉の本名、24歳で夭折したことなどを説明。24歳の若さを感じてもらうために、なでしこジャパン海堀あゆみさん、朝の連続ドラマヒロイン井上真央さんが24歳であることを伝える。一葉の作品名をいくつかあげ、そのほか一葉は日記をたくさん遺していることを話したうえで

皆さんはどんな気持ちのとき、日記を書きますか?と、一葉の短い人生の苦労や頑張りを想像する導入にし、日記の現代語訳を読み解きながら、その他の資料を併せ紹介。

一葉記念館の学芸員さんに御紹介いただいた完訳日記。訳者の余分な思い込みや色が出ることなく、一葉の文体のイメージを大切にしてあり、読みやすい本。私はこの本に出会えたことで、私のなかで一葉が大きく変化し、身近な存在になりました。紹介されなければ出会えないほど小さな出版社の資料です。今回のブックトークでこの本に出合えたことに私は心から幸せを感じています。

7歳のころ読んでいた本のこと、成績が良かったこと、将来を漠然と夢見ていたことを綴ってある部分を読み、会場の一葉記念館の展示物(卒業証書など)も紹介。
完全現代語訳 樋口一葉日記完全現代語訳 樋口一葉日記
著者:高橋 和彦
販売元:アドレエー
(1993-11)
販売元:Amazon.co.jp
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日記の母親に学校をやめさせられた部分を読み、当時の女性について考えてみるためにこの本を。
絵本日本女性史〈3〉近代・現代絵本日本女性史〈3〉近代・現代
著者:早川 紀代
販売元:大月書店
(2010-03)
販売元:Amazon.co.jp
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日記が萩の舎での成績から始まっていること、それまで知らなかった苦労、初歌会での着物のエピソードなどの部分、竜泉に越してきた日の部分など、いくつか読む

そんな時代の一葉がお札になったワケー一葉の文学史上の意味づけである、女性職業作家(プロ)としての確立と、あわせて著者の森まゆみさんを紹介
こんにちは一葉さん―樋口一葉ってどんな人 (NHKライブラリー)こんにちは一葉さん―樋口一葉ってどんな人 (NHKライブラリー)
著者:森 まゆみ
販売元:日本放送出版協会
(2004-11)
販売元:Amazon.co.jp
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一葉の頑張り、奇跡の14ヶ月の話、頭痛の話などをして、一葉が病気になった時、亡くなった時の新聞記事についての解説を読む
明治人のお葬式
著者:此経 啓助
販売元:現代書館
(2001-12)
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一葉の作品は難しいと言われているが、声に出して読むとそのよさが感じられる
たけくらべ (若い人の絵本)たけくらべ (若い人の絵本)
著者:樋口 一葉
販売元:童心社
(1971-11-20)
販売元:Amazon.co.jp
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『八犬伝』同様、現代語訳(円地文子)もある、と紹介したうえで、美登利と真如の微妙な気持ちの部分を文語文と現代文を読み比べ、続きは自分で読んでみてとする
たけくらべ・山椒大夫 (21世紀版少年少女日本文学館)たけくらべ・山椒大夫 (21世紀版少年少女日本文学館)
著者:森 鴎外
販売元:講談社
(2009-02-24)
販売元:Amazon.co.jp
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このあと、もっと一葉を知るためにお勧めの伝記、資料、小説など数点を紹介。続きは後日まとめてアップします。
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