「絵本は子どもが一人で読むものではなく近しい大人が声に出して読んであげるものです。子どもは文を耳で聞き。絵を目で読みます」
「良い絵本は文と絵が一体となって過不足なく構成されています」
このことは、もう皆さんがよく御存知のことで、私自身も講座・講演では必ずお伝えしていることです。

絵本の魅力が認知され、10年前とは比べものにならないほど、小学校の図書館でも絵本を積極的に取り入れています。学級通信や図書室のお勧め本リストにも絵本の紹介が増えています。公共図書館の発行するリーフにも絵本の比率が多くなってきています。(これらは司書の力量不足にも一因がありますが...)

子どもがはじめて読む本を考えたとき、一般的に絵本を手わたしがちです。でも、「絵本は読んでもらうことを前提」であれば、ひとり読みには向かないのでは?文を読むだけで精一杯の子どもにとって、絵と文が過不足なく...ではどうなのでしょう?

「ひらがなが分かち書きになっているので、必ず下読みをしてご自分で工夫して(コンプリートして)読んでください」
「文字が絵の邪魔にならない場所に配置されていることが多いので、飛ばさないようにするためには慣れている本でも下読みは欠かせませんね」
「絵巻物をモデルに、横書き、横開きです」
ワークショップでよくお伝えしていますが、ということは…子どもが一人で読むには難しいのでは???絵巻物をモデルにしたのは読みやすさではなく絵の美しさを優先しているということ!

ではどんなものが良いのでしょう?(一人読みに向く、どんな絵本・幼年童話があるのでしょう?)
2ヶ月に一回集まる私的な勉強会で話題になりました。これから時間をかけて取り組む予定です

又ご報告させていただきますが、私自身、子どもと接する現場が少なくなっていますので御協力をお願いすることもあるかもしれません。その節は、皆さまよろしくお願いします

強会は自主的な小さな秘密結社(笑)ですのでお誘いはできませんが、きっかけはこの本のリスト作成をしたことでした。NF(ノンフィクション)を担当しているグループに入れていただいたのです。(ブログでも何回かご報告しているかもしれません)。画像がなくて申し訳ないのですが、子どもと本に関わる方にはお勧めです。

子どもと本をつなぐあなたへ―新・この一冊から
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