書店等でご覧になっている方も多いと思いますが、数年前より各社から昔話絵本が出ています。小学校の指導要領をはじめ、様々な要因が出版を促しているのですが、到底お勧めできない作品が多いのが事実です。私の仕事の本懐は本と人を繋ぐことで、本を批判することではありません。良い本を紹介してゆけばよいのですが、現在書店で手に入る本はそれらの新しい本がほとんどとを考えると…そうも言ってはいられない。ただ、再話とは、現在の読み手にわかるように再構築するのが再話だーという意見もあります。絵を考えたとき、子どもたちの好きな画家の個性で子どもを引きつけるのも一つの方法ーという意見もあります。新しい作品についてのさまざまな意見に耳を傾けてゆかねばなりません。ただし、ぶれない自分の選書ラインをきちんと考えておくことは必要です

諸処意見はありますが、やはりこれらの本が読みやすく納得し易いと思います。
昔話絵本を考える昔話絵本を考える
著者:松岡 享子
販売元:日本エディタースクール出版部
(2002-11)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


えほんのせかい こどものせかいえほんのせかい こどものせかい
著者:松岡 享子
販売元:日本エディタースクール出版部
(1987-09)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


昔話そのものについて知りたいとき
こんにちは、昔話です (小澤俊夫の昔話講座―入門編)こんにちは、昔話です (小澤俊夫の昔話講座―入門編)
著者:小澤 俊夫
販売元:小澤昔ばなし研究所
(2009-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

昔話入門昔話入門
著者:小沢 俊夫
販売元:ぎょうせい
(1997-10-01)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

昔話の深層昔話の深層
著者:河合 隼雄
販売元:福音館書店
(1977-10-30)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

児童文学論児童文学論
著者:リリアン H.スミス
販売元:岩波書店
(1964-04-20)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


昔話絵本から少し難しい本の紹介になってしまいましたが、後半3冊は図書館に必ずある基本書です。チャンスがあったら目次だけでも目を通されると良いですね。
いずれにしても昔話は「むかしむかし…」ですから急いで評価の定まらない新しい本を使う必要はありません。ご自分の納得のゆかれたもを読んであげましょう。迷ったときはロングセラーに頼るのも一案です。